2017年11月21日火曜日

「ハードコア」

大好きだった短編が映画化されたと聞いて観る気満々だっが、なぜか結局劇場に行かなかった本作。
やっとの鑑賞。

面白いんだけど、設定がイタすぎていちいち萎えてしまう場面がちらほら。
でも映像自体は相当頑張ったのでしょう。
劇場で観たらもっと高揚感を味わえたのでしょうか。

オープニングでティム・ロスが出てきたところが最高潮だった。

2017年11月20日月曜日

「エンドレス・ポエトリー」

劇場:シネマカリテ

初日にホドロフスキー!!
正直「リアリティのダンス」熱はすっかり冷めてしまっていましたが、やってることはやっぱりすごかった!!

過去と同じようなブラックな演出にも全てコメディ要素をぶち込んでいる印象があり、とにかく笑える。
そして低俗で下品で、全てを愛すような88年間のホドロフスキーの人生哲学をみせられているようだった。
そう考えるとうちの祖父と同じくらいの年齢なのか。

女詩人最高だった。
股間を掴んで歩いている姿に笑いと涙が一緒に出た。
あと、なんといってもちんこばんばん映っていたのがよかった!
勃起疑惑もあり、日本の上映で久々にこんなにちんこ見たなぁと感慨深いものがあった。

これで終わりだと思っていたらまさかの五部作!
死ぬなよ!!!

「リアリティのダンス」

ホドロフスキーによるホドロフスキーのためのホドロフスキー。
「エンドレス・ポエトリー」のために復習。

これはこれでなんとなくいい気もする。
ただ、自分がホドロフスキーに求めてるのはそこじゃないんだよ、という失望があるのも正直なところ。
「サンタ・サングレ」以前のほうが断然好き。

ここまで自分が好きだと笑うしかないっすよ尊師…。

「おとなの事情」

劇場で予告を見たときから、絶対これは人間はくそだと再確認させられるやつだと思い、そしてやっぱりくそだと再確認させられた。

最後の最後のピアスのくだりで、このシナリオ上のどんでん返しというか、シチュエーションをうまいことオチにしていてよかった。

「おとなのけんか」は最高だったけど、似たような映画でも男女関係が絡むと一気に怒りがこみ上げてくる。
悲しい。