2017年6月21日水曜日

「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」

劇場:ピカデリー新宿

初めて石井監督作品を劇場で観た。
「船を編む」は素晴らしかったんだけど、そういえば石井節的なものが何もなかったからでしょうか。
初めて「剥き出しにっぽん」を観たときの印象と、良くも悪くも変わらず。

この歳になっても、ずっと同じモチーフ(灰皿に溜まったシケモクとか)を使い続けているところがよかった。

酷く個人的な意見ですが、時々出てくる登場人物たちの叫びに園子温と同じテーマを感じ、彼ならならもっとエグく、痛々しく、そして笑えるように演出するんだろうなと考えていた。
少し前の園子温なら…。

2017年6月1日木曜日

「メッセージ」

劇場:バルト9

久々の劇場映画鑑賞。
見終わってすぐは、この映画を包むMV的映像に憤慨していたが、いろいろな人の意見を聞き、それも意図があったのかとしぶしぶ納得。
本当に意図があったのなら。

しかし、とてもしっかり作り込まれた作品だし、なによりそのディティールたちに込められた意図が素晴らしかった。