2012年11月24日土曜日

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」

劇場:バルト9

見てきた。
今回の劇場版シリーズは徹底的に序と破の流れで、前回と正反対に描くんだろうな、って思っていた(というか期待していた)ら全然違った。
もうシンジが色々と馬鹿すぎて、こりゃほんとにバカシンジだわと思った。

宇宙行っちゃうSFのアニメと違って、エヴァの市街戦(破の上から落ちてくる使徒戦で、街中でエヴァのランニングコースが出てくるのとか)の雰囲気が好きだっただけに、ちょっとがっかりした。
完全に別世界だったんですもの。

マリがシンジを助けるところの制作者の盛り上げる気の無さは哀しくなった。

でもなんだかんだ言ってシンジくんは被害者だった。
ミサトに見捨てられ、アスカに責められ、レイはもはや人間じゃなく…、そりゃ男に走るしかないんだろう。
やおいに山も落ちも意味も持たせてしまった作品。

高揚感は無いけど、悲壮感に酔いしれた。
マリの合点承知をもう一回見に行こうと思う。
あとユイのでっかい頭も。

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