2012年11月25日日曜日

「新・人魚姫」

ロシアの名作劇場。
兎にも角にも主演の子が可愛い。ヴィカ・ノヴィコワちゃん。
喋ったら鈴が鳴るのです。リーン!

監督の人魚姫への愛と、そしてなによりヴィカちゃんへの愛をひしひしと感じた。
アイドル映画やなこりゃ。

2012年11月24日土曜日

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」

劇場:バルト9

見てきた。
今回の劇場版シリーズは徹底的に序と破の流れで、前回と正反対に描くんだろうな、って思っていた(というか期待していた)ら全然違った。
もうシンジが色々と馬鹿すぎて、こりゃほんとにバカシンジだわと思った。

宇宙行っちゃうSFのアニメと違って、エヴァの市街戦(破の上から落ちてくる使徒戦で、街中でエヴァのランニングコースが出てくるのとか)の雰囲気が好きだっただけに、ちょっとがっかりした。
完全に別世界だったんですもの。

マリがシンジを助けるところの制作者の盛り上げる気の無さは哀しくなった。

でもなんだかんだ言ってシンジくんは被害者だった。
ミサトに見捨てられ、アスカに責められ、レイはもはや人間じゃなく…、そりゃ男に走るしかないんだろう。
やおいに山も落ちも意味も持たせてしまった作品。

高揚感は無いけど、悲壮感に酔いしれた。
マリの合点承知をもう一回見に行こうと思う。
あとユイのでっかい頭も。

2012年11月15日木曜日

「あの娘が海辺で踊ってる」

劇場:ポレポレ東中野

意外と近しいとこにいる監督さんらしい。
連日満員、とのことで、結局一番前に座った。

とりあえず、全てが酷い。
この映画はそこじゃねーよ、って言われても、それにしても酷い。

でも連日満員なのにはわけがあるんだろう。
多分この映画は、監督が数年後に撮り直したとしても絶対成功しない、今のあやふなものがうまいこと調和してしまった部類の映画なんだろう。
それは自主制だからこそ生まれる素晴らしさだと思う。
「あんたは墓石。これは供え物」って台詞は格好良すぎて濡れた。
あと「カスタマイズして〜私のデスクトップを〜」は…人の事言えない気がする。

あんだけ喋り続けたお陰でラストが効いたのだろうか。
あのシーンは良かった。

2012年11月14日水曜日

「カリフォルニア・ドールズ」

劇場:シアターN

シアターNも今年で最後という訳で見てきた。
面白かった。
おれ、オルドリッチ好きだよ、みたいなやつらの過剰な笑いに少しイライラしたけど。

ラストの全てが過剰な演出が最高。
登場の仕方や、ぼっこぼこにやられるところなど。
スポコン映画あんまり見ないけど、微塵も退屈さを感じなかった。
キンパの人が好き。

「贖罪」

「告白」の後に撮るなんてさぞ勇気がいるんだろう。
でも上、中は面白かった。
下の解決の部分は、原作のせいかしらないが、ぽかーんだった。
後だしジャンケンな気がした。
池脇千鶴のパートは素晴らしかった。
これぞ女同士の戦い。

「ダークフェアリー」

デル・トロモンスターだとわくわくして見た。
以外と普通のモンスターでがっかりした。
話は普通に楽しめたはず。

2012年11月1日木曜日

「先生を流産させる会」

楽しみにしてた本作。

オープニングの兎のCG?とか、オートズームとか、いろいろ見ちゃいけない…というか、もっと低予算でも上手くやるだろっていうのを見せられたけど、本編自体はそれなりに面白かった。

役者陣がリアルすぎて笑った。
主演の子は素晴らしい。

「知らん」って名言やな。

2012年10月26日金曜日

「ショウほど素敵な商売はない」

モンロー映画だと思っていたら、主演ってわけじゃないのね。
ちょっと嫌な女だった。

がっつりミュージカルなんだけど、最高のミュージカルを作るぞ!って感じがして物凄く面白かった。
ラストの再会もちょっと涙した。

こんな映画を見ているときの幸せさは何にも勝る。

2012年10月24日水曜日

「大人のけんか」

ポランスキーの新作。
たった数時間の出来事で、四人の会話劇なんだけどめちゃくちゃ笑った。

それにしてもケイト・ウェンスレットのあの行為。
あの瞬間だけは笑えなかった。
いや、笑うのが正解なんだろうけど。
何様なんだろうか。

オープニングのワンカット、ハネケ映画じゃないかと思って一瞬ためらったけど、全然違ってほっとした。
これから何度も見るんだろう。

どうでもいいけどこのポスターの写真、12って数字は無敵やな。

「アサルトガールズ」

押井守の実写。
冒頭で「アヴァロン」と言った瞬間、おお繋がっているのか!と嬉しくなった。

でもそれは間違いだったのです。
全てが糞としか言いようのないゴミ映画だったのです。
もう全部が痛い。
菊池凛子が踊るところなんか痛すぎて見れない。
役者が可哀想。

そして禁断の早送りボタンを押してしまった問題のシーン。
あの飯を食うシーンには怒りを覚えた。
変なこだわりだかファンサービスだか知らないけど、自己顕示欲に満ちたカスのようなプライドを長々と見せつけられて、もうこの人が実写を撮っても見ないでおこうと決めた。

老人の妄言も駿先生の側へ転がってほしいものです。

2012年10月19日金曜日

「戦国ロック 疾風の女たち」

東映のポルノ時代劇の日活バージョンでしょうか。
田中真里さんだからもう少し新しいのだろうけど。

乱交シーンが東映よりエロかった気がする。
あとポーランド人だかが、セックスしながら「売り飛ばしちまうか」みたいな会話してて笑った。

長谷部さんって日活のほうが多いのね。
それなりに楽しめた。

「未来世紀ザルドス」

二度目の鑑賞。

一度目のときより、シンプルなストーリーだと気づいた。
悪く言えば、あまり深くないのか。

ただこの映像表現は本当に素晴らしい。
原作読みたい。

「君への誓い」

記憶喪失になった女はほんっとに都合よく、旦那と出会ってから結婚した現在までの記憶を無くしてしまう。
彼女は親と縁をきり、元彼と別れたんだけど、その頃の楽しい記憶しかないわけで…。

書いててイライラしてきた。
あれです。ただ泣かせるために書かれた、見る人を不快にしかさせないクソみたいな話。

ただ一つ救いがあるとしたら、珍しく女があんまりビッチじゃないところくらいでしょうか。

「バッド・ティーチャー」

あまり面白くなかったのは集中していなかったからか、それとキャメロン・ディアスが老けてしまったからなのか…。

とりあえずキャラがただただ嫌な感じだったので、”キャメロンのラブコメ”と一括りに出来なかった気がする。

ポスターはかっこいいんだけどね。

2012年10月10日水曜日

「ザ・ガーデン」

デレク・ジャーマンは初めて。
そういえば高校のとき、マルティン・シュリークの「ガーデン」と、この「ガーデン」を秤にかけて、最終的にジャケットでマルティン・シュリークを買ったんだった。

ここまでイメージだけで押されるとさすがに引く。
なんとなく言いたいことは分かるんだけど、一時間半はきつい。
こういうことがテーマなのかな…って気づいたときの小さな小さなカタルシスがいいのだろうか。

最後「もう死ぬ…」みたいなナレーションだったけど、この時からその予感があったのでしょうか。
「ブルー」を撮ったのは三年後らしい。

高校生の自分よ、お前は正しい選択をした。
いや、あの時見ていたらなにか感化されていたのかもしれませんが。

2012年10月6日土曜日

「美しき棘」

母を亡くした少女が路頭に迷う話。
レア・セドゥはやっぱり綺麗。
なんていうか、フランス映画!って感じがした。
あと女性監督らしさも。
美しい映画だった。

2012年9月17日月曜日

「GONIN」

石井隆先生。
竹中直人がキレキレで面白かった。
こういうノワールノワールした映画はこういうキャラが一人いるだけで急に面白くなる。

「アウトレイジ」にもこれくらいブッ飛んだキャラが一人いてくれたらなと思った。

「問題のない私たち」

タイトルは聞いたことがあるくらい。

連鎖していくいじめ、それはやがて教師にまで…。
構成が面白かった。
「告白」を低予算と凡才にした感じ。

2012年9月5日水曜日

「マイ・バック・ページ」

未だによくわかっていないのですが、学生運動って何が目的だったの?
よくわからないのが学生運動なんでしょうか。
面白くなかった。

2012年8月28日火曜日

「籠の中の乙女」

劇場:イメージフォーラム

一年半ほど前、ハンブルクの友達に、これ好きそうだねって言われてギリシャ語?の予告編を見せてもらったんけど、それから長い年月忘れており…。
予告見たとき、この映画か!ってなって早速見に行った。
前売りも三分の一くらいの値段で売られてたし…。

あんまり期待していなかったのですが、結構楽しめました。
「隣の家の少女」みたいな、精神的にくるやつかとある程度覚悟して行ったのですが、そんなことない!上質なブラックコメディだった。
シアターNじゃない理由が分かった。

あの犬のトレーナーの部屋とか最高だし、猫や、ガムテープでぐるぐる巻きにしたビデオテープや、上手すぎるクラシックギターや…。
極めつけは、祖父であるフランク・シナトラが流れ出して、オヤジがギリシャ語に翻訳していくところ…。涙が出そうだった。
でも笑ってる人いなくて、なんかいらいらした。

ラストはあっさりしすぎていたので、何か起きて欲しかった。

ハネケのような、「エコール」のような、そして「ムカデ人間」のような映画。
この監督さんの他の作品を見てみたい。

「ロストガール」

いい加減こういうエロい映画ですよ詐欺はやめてほしい。
クリステン・スチュワートの脱ぎ映画を期待していたら…まあそれなりに脱いでたか。

あれです。ただのヒューマンドラマ。
主演のデブの人意外と良かった。

「ミシマ:ア・ライフ・イン・フォー・チャプターズ」

ずっと見たかったやつ。
知り合いがくれたので早速観た。

と思ったら既視感が拭えなかったので、過去に見たのだろうか。
それとも抽象的な美術に陶酔していただけなんだろうか。
あの金閣寺のシーンは、この映画だったのか!と感動した。
大学以前、真夜中にやっていた気がする。

自分は馬鹿なのでほとんどの場合小説を読んでも作家の美意識に直結しないんだけど、映画化されてやっとテーマや世界観に気付くことができる。
それは映像作家の個性を省いたところに存在するので、それほど作家の作家性というものは強大なんだろう。

やはりこう言う美術に自分は弱い。
あとなんと言っても音楽が素晴らしかった。

「美しくなろうという男の意志は女とは違って、必ず、死への意志なのだ」
名言。

2012年8月27日月曜日

「ハーブアンドドロシー」

劇場で見れなかったやつ。

二人の質素なアートコレクターを通して、少しだけアートの見方も教えてくれるドキュメンタリー。
面白かった。

二人が何を見ても「いいね」「素晴らしいわ」としか言ってなかったところに疑問を持ったけど。
「これは嫌い」っていうカットもいれて欲しかった。

人生にこんなパートナーが欲しい。

2012年7月25日水曜日

「へルタースケルター」

劇場:池袋HUMAXシネマズ

今劇場でやってる、普段映画を観ない人たちが見る映画といえばこれじゃないでしょうか。

「さくらん」はDVDで見たのですが美術などビジュアル面しか印象に残っていない。

寺島しのぶの役どころと桃井かおりの演技の巧さ(演技じゃない?)にとても楽しめていたのですが、あの問題のシーンで全て冷めてしまった。

沢尻エリカ最後の見せ場の記者会見、完全に「ブラックスワン」だった。
「ブラックスワン」の完璧で美しすぎるあのシーンを、巧みさの微塵もなく、ただパクっただけのシーンに憤りを感じた。
OLが見てない映画ならパクっていいのか。
反省してほしい。

とりあえず寺島しのぶと桃井かおりに笑うだけの映画。

「スノーホワイト」

劇場:シネマサンシャイン池袋

白雪姫のアクション版で普通に楽しんでいたんだけど、シシ神様が出てきた瞬間もうパクリ映画にしか見えなくなった。
「ロード・オブ・ザ・リング」や「ジャンヌ・ダルク」やら…。

でも何も知らずに見たからクリステン・スチュアートで得した気分になった。
なので十分でございます。

2012年7月7日土曜日

「ファウスト」

劇場:銀座シネスイッチ

別にダーレン先生が「人生を変える映画だ!」って言ったところでもう流される歳でもないし、金獅子賞をとったからといって素晴らしい映画だと決めつけることもしません。

ただこれは2012年最高傑作でございました。

そりゃ自分はストーリーなんてついていけなかったし、哲学的な部分には触れてもいないんでしょう。
それでも2010年の「エンター・ザ・ボイド」のように、2011年の「ブラック・スワン」のように、この映画を観なければ触れることの無かったであろう感性というか衝撃があった。

あの日光に飛びかけた少女のアップは涙が出そうだったし、陰毛に顔を埋める青い映像、その後ろからゆっくりと近づいてくる死神たちのシーンはまるで「ノスフェラトゥ」のようだった。
川にぽちょーん!は卑怯すぎるし。

原作は自我も確立してないような高校時代に読んだので何にも覚えてないので、メフィストフェレスと呼ばれないあいつが悪魔なんて途中まで気づきもしなかったけどそんなことどうでもいいんです。
この完成度は人知を超えている。
魂の開放だ!!
ブルーレイ早く出ろ!

2012年7月2日月曜日

「ドラゴン・タトゥーの女」

なんなんだろうこの面白くなさは。
エスカレーターの戦い以外何一つ楽しめなかった。

でもラストの”孤独な女よ”感は良かった。

デヴィッド・フィンチャーはちょっとダークめな映画から離れすぎて感性が鈍ってるんじゃないだろうか。
それか原作がつまらなすぎるか。
劇場で見なくて良かった。

2012年6月25日月曜日

「ユキとニナ」

劇場で見れなかった作品。
日仏合作。

近年でもこういう映画があるんだとほっとさせてくれる作品。
これはポスターが悪いな。
森に佇むユキだけでいいと思う。

ハーフのユキは両親の離婚をきっかけにニナと家出をする。
二人の愛の妖精は森ではぐれてしまい、ユキはフランスの森を抜けると日本の森から出てきてしまう。
あの一瞬の使い方が素晴らしかった。
マルティン・シュリークが見たくなる作品。
「千と千尋~」にも似ていた。
ラストあの廃屋で神隠しに遭ったら傑作になっていたんじゃないかと思う。

2012年6月22日金曜日

「十代・恵子の場合」

森下愛子さんの初期作がレンタル化されていた。

17歳の恵子がどんどんどんどんドン底へ落ちていく様を描く。
ヤンキー仲間ができてレイプされてヤクザの女にされて覚せい剤やって東京を捨てて彼氏も死んじゃう。
でド田舎の病院に担ぎ込まれる。
これを”実録!今時の十代!!”みたいにやっちゃう時代が羨ましい。
生まれる時代を本当に間違えたと思う。

あれか。
ここから「ミッドナイト・イン・パリ」に繋がっていくのか。

「バーレスク」

最近買ったストリッパー(厳密には違うらしい)の画集のタイトルをよく読んでみると、「バーレスク」だった。
その手の老舗らしい。
なので即行借りてきた。

内容は普通のミュージカルなんだけど、あのゲイの男の人、「プラダを着た悪魔」でもそっくりそのままなキャラやってたやんけ。

とりあえず六本木の店行ってくる。

2012年6月20日水曜日

「発情アニマル」

劇場:シアターN

ジェス・フランコ的な映画かと思っていたら、「片目と呼ばれた女」だった。
ストーリーは簡単。
壮絶な輪姦を受けた女が一人ずつ復讐していく!

「隣の家の少女」「ファニーゲーム」「マーダーライドショー2」みたいな嫌悪感にあふれるシーンをねちねち描いて、後半はサックサク殺していく。
あの手コキ→チョッキンの流れは最高。
復讐劇の素うどんのような作品。

今年あんま見てないのと、普段家でDVDで楽しんでいる映画を劇場で見れたということで、悲しいかな現在トップでございます。

2012年6月18日月曜日

「ミッドナイト・イン・パリ」

劇場:吉祥寺バウスシアター

このポスターに惹かれた。
だからこのシーンがあると思ったのにがっかり。

内容は小洒落た話だった。
いつの時代も昔は良かったという。
大人への教訓だな。

キャシー・ベイツ、レア・セイドゥが見れただけで満足でございます。
映画っていいな。って思える映画。

2012年6月11日月曜日

「SOMEWHERE」

ソフィア・コッポラの新作。

あのオープニングで一度やめたのですが、頑張って観た。
地味にスティーブン・ドーフのファンなので、それだけで良かった。
エル・ファニングのプロモみたいだし。

これはあれか。
彼女のお父上との思い出を描いた作品なのか。
いいなぁ。

「ロスト・イン・トランスレーション」のイメージばっかり先行するけど、この作品や「ヴァージン・スーサイズ」を見れば、結構いい監督なのでしょうか。

そういやあのラスト、前半あたりで一瞬フェアレディZかなんかが事故ってるシーンが一瞬写ったので、完全に事故るやんこれ!「ノーカントリー」オチやん!と思ったら事故らなかった。
彼が車を捨てて歩き出すだけだった。
なんじゃあのラストは。

面白かった。

2012年6月1日金曜日

「ゴーストワールド」

ずっとずっと見たかったのに、時期を逃して結局ずっと見てなかったやつ。
やっと見た。というか見れた。

ソーラ・バーチのあのいけすかないふてぶてしい態度が最高。
であんなファッションしちゃうんだからたまんない。
極めつけはあの着衣巨乳。
卑怯だ。実に。

ブシェミとの友達以上恋人未満とかどうでもいい。
こんなおなごはどこにおるんや。

あれやな。ちゃんと高校生の時に見るべきやったな。

2012年5月30日水曜日

「カリートの道」

いまいちよくわからなかった。
てかあんま覚えてない。

「あゝひめゆりの塔」

吉永小百合の若い頃の映画。
第二次世界大戦中、戦乱に巻き込まれていく沖縄の女学生たちの話。

いきなりオープニングでイェイェから始まって、なんじゃこりゃと思ったら、渡哲也が語りだす。
印象的なオープニングだった。

どうでもいいけど、あんなにバンバン奇襲攻撃があったんだろうか。
すぐ戦闘機がやってきてマシンガンぶっぱなしていった。
全く知らないのでわからないのですが。

彼女の末路は良かった。
「小さな悪の華」みたいで良かった。

「リアルスティール」

ロボット版「ロッキー」。

ベタすぎる展開で、お手本のような映画だった。
面白かったんだけど、ここまでベッタベタなんだから、最後は勝ってほしかった。
そこだけなんか残尿感。

2012年5月12日土曜日

「プラハ!」

チェコスロバキア時代を描いたミュージカル。
「ヘアスプレー」みたいなヴィジュアルのミュージカルなんですが、主人公が脱走兵てところやハッピーエンドで終わらないのがヨーロッパ映画っぽい。

ラストの戦争の足音が聞こえてくる流れは素晴らしかった。
いきなりキュルキュルキュル~!って戦車が現れたときのうわ~って感じは秀逸。
主演の子可愛かった。
おの顔で高校生なのか…。老けてるな。

面白かった。

2012年5月9日水曜日

「ランナウェイズ」

久々にバンド物を見た。

映画館で見たらよかった!
ダコタ・ファニングとクリステン・スチュワートが最高!

キックアスでも使われていた「バッド・レピュテーション」、ずっとピーチズの曲だと思っていたけど、彼女の曲だったののか!初めて知った。お恥ずかしい。

格好良すぎていっぱい失禁した。

「宇宙兄弟」

劇場:バルト9

見た理由はもちろんお察しの通り。

誰だよこの二人、と思って見たが、意外と見れた。
ジョニー・デップもアメリカじゃこんな扱いなんでしょう。

訓練のくだり、少し未来の話なのでどこまで本当か分からないけど、なかなか面白かった。
てか「人類初!日本人が月へ!」って…。
死のう。

ロケット打ち上げ→月面のシーンは感動した。
アメリカの超大作の間違いかと思った。
こんなSFやればできるんだと思った。
あとオープニングは秀逸。
あとNASAとJAXA協力。
オルドリンまで出演。
この人「トランスフォーマー」にも出てなかったっけ。
金ってすげえ。

それにしても日本は映画をシネスコで撮る気はないのかね。

「マッド・ブラザー」

久々にエドワード・ノートンを見たくなって見た。
「僕たちのアナ・バナナ」といい、彼はゆるめのコメディが好きなんだな。
イタ面白かった。

「狼たちの午後」

今更ながらアル・パチーノにはまり鑑賞。

やっぱり最高。

2012年4月27日金曜日

「リトル・ミス・サンシャイン」

前回よりかなり楽しめた。
いろいろと自分では想像できない展開が散りばめられておりすごく勉強になった。

ただラストが「1980」みたいな、踊りゃなんでもいい、みたいで少し痛々しかった。
こうなるしか無いのかもしれないけど。

ウェス・アンダーソン嫌いではなくなった。

追記:
ずっとウェス・アンダーソンだと思ってたけど違うのね。
じゃあやっぱり嫌い。

「わらの犬」

リメイクの方。

このビッチ誘っといてなんで拒否してんの。
ざらざらした映像で観る映画だなって思った。

「コララインとボタンの魔女」

大好き。
夢の中で母が振り向いた瞬間のあのぞっとくる気持ち悪さがたまらない。
悪夢の居心地の良さは格別。

シュワンクマイエルをもっとポップに大衆向けにした感じ。
小児性愛は失われるが。

2012年4月25日水曜日

「インモータルズ」

劇場で見ようと思ってたけど結局見れなかった。

ターセムの新作で、しかも予告編であんな1カット見せられたらそりゃ期待も膨らみます。
ただ「300」のチームということで、変わり映えしなかったら嫌だな、と思っていたらやっぱり変わり映えしなかった。

ビジュアルはかっこいいけど、「落下の王国」の雰囲気を求めていた自分にはちょっと残念だった。
アクションはかっこよすぎたけど。

最後まで誰が何をしたいのかよくわからなかった。
弓どうなってん。

それにしても「落下の王国」ってタイトルセンスありすぎやな。

「ランゴ」

映画館で見たらもう少し楽しめたのかもしれない。
カメレオンの自分探しの旅なんて誰も見たくない。

2012年4月19日木曜日

「バトルシップ」

劇場:ワーナーマイカル加古川

そういえば予告で心踊ったワンカット、巨大な砲弾をぶっぱなすシーン。
あれはよく考えたらこの映画の超見せ場だったのね。

浅野忠信が活躍するシーンは「サンシャイン2057」の時みたいにテンション上がった。
でもいつの間にか船長が戻っていたような気がする。
なにかしらやりとりが必要な気が。

序盤、ちょっとびっくりするくらい面白くなくて、「世界侵略:ロサンゼルス決戦」みたいだし最近こんな映画ばっかりだなーと思っていたら、中盤から急激に面白くなっていった。

最初で述べた超見せ場も馬鹿すぎて泣きそうなくらい笑った。

浅野ファンってこういう映画はあまり好きそうじゃないイメージがあるんだけど、この映画はどうとらえるんだろう。

やっぱり世界は馬鹿じゃないと救えない。
エイリアンも馬鹿っぽかったが。

2012年4月10日火曜日

「マリリン 7日間の恋」

劇場:バルト9

大好きなマリリン・モンローのお話。
と言っても、映画の中だけしか知らないので、彼女の性格など全く知らなかった。

助監サードと大女優の恋の物語。
ただし、その恋愛はマリリンが映画の役をやりきるため必要不可欠であり、そんなことにも気付かず主人公の青年はどっぷりと浸かっていた…ハズなんだろうけど、映画では意外と深入りしなかった。
美談やね。

この女優さん、別にそっくりって訳じゃないんだけど、ふと見せる仕草がマリリン・モンローだった。
旦那と喧嘩して階段で泣いているカットに鳥肌が立った。

最後のマリリンの台詞「Love」が、翻訳で「恋」と訳されていたことになにかしら意図が伝わった気がしないでもない。

去年の「ゲンスプールと女たち」と言い、特別なにかあるわけでもないんだけど、見ていてとても心地よく、いい気分に浸れる映画。