2010年12月31日金曜日

「SPACE BATTLESHIP ヤマト」

劇場:ワーナーマイカル加古川

「崖の上のポニョ」以来だろうか、真面目な感想を書こうと思う。

一部の映画をよく見る人の大半が見る前から文句を言いそうな本作。
以下、そういう人々への苛立ちも込めて感想。

個人的にかなり楽しめた。
原作レイプとか主演の演技とかシナリオとか、そりゃいろいろ駄目な部分はある。
でもエンターテイメント映画としてどこにそんなに不満があるのか疑問。

個人的に一番感動したのは、木村拓哉が重大な選択を迫られ、数人の犠牲を出してしまい、その流れで黒木メイサとキスするシーン。
それにくりそつなのが「トランスフォーマー リベンジ」で一人暮らしを始める主人公とバンブルビーの別れシーン。
ちょっと感動的に描いといて、ミーガン・フォックスが登場、そのままキスしてラブラブシーンに。
あれ?なにこのマイケル・ベイ節!と大爆笑したのですが、ヤマトのそのシーンは完全に一致していて、これをさらりとやってのけたのに感動した。

あとラブシーンの瞬間のワープとか、木村拓哉のハリウッド映画の主人公ばりのリーダーシップ発揮感とか、正にハリウッドの王道SF映画を手本に制作したとしか思えない素晴らしい出来だった。
原作を基に、いろいろな制約を乗り越えて二時間内でちゃんと楽しめる映画になっていた。

CGも日本映画にしては素晴らしく、最後に「監督・VFX」とクレジットされたのも頷けた。
でもカット割り?編集?が追いついていなかったのが残念。

自分も含め日本人で「トランスフォーマー」とか「アイアンマン」を面白いと言う人はいっぱいいる。でもハリウッド映画は既に死んだと言うアメリカ人も少なくない。
「ヤマト」は正にその逆なんじゃないかと思った。
海外の人が見るとそれなりに楽しめる映画だと思う。
木村拓哉や、過去の拍子抜けさせられた大作達、字幕ではなく母国語、など様々なフィルタがかかったせいで素直に見ることは出来ないだろうし、それも仕方ないと思う。
でもそのフィルタを外して見ると、意外と楽しめる映画は過去にもいっぱいあるんじゃないかと思った。

これを第一歩に、もっと面白い映画をいっぱい作ってほしい。

最後に一つだけ。
エンディングのエアロスミスだけはコーヒー噴出しそうになった。

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