2009年10月31日土曜日

「天使にラブソングを」

良かった。
何度見てもエンディングは鳥肌立つなーと思ってたら、「I Will Follow Him」だった。
どおりで。
しかもオープニングのほうでは「Heatwave」も流れてたのね。
見たのが昔すぎて全然知らなかった。
選曲がすばらしかった。
スタッフロールの曲は大好きな曲(タイトル忘れた)と同じリズム、構成だったので、関係あるのかなーと思ったけど、オールディーズには良くあることなのでスルー。
あったかい気持ちになった。

2009年10月30日金曜日

「降霊」

黒沢清のじめっとした黒が好き。
あとカット割りも。
でもいっつも気になるのは、主人公ナメの幽霊で恐怖を煽っといて、いきなり幽霊ナメ主人公になる。
なんかその瞬間萎えてしまう。
それが黒沢映画なのか。

「眠り姫」

場所:アップリンクX
時間:夜
人数:半分弱

プラネットや、シネヌーボのような映画館で鑑賞。
違いはソファにあった。
最高。

映画のほうは、なんと実景や物撮りだけで一時間ちょいという実験映画。
六回目のアンコール上映だそう。
語りや、時たま人間も映るが、基本風景。
マジックアワーの空や綺麗な夕焼けが常にディゾルブをかけられ移り変わっていく。
内容はこれまた先の映画と似て、寝ても寝ても寝足りない女教師の少しあいたたな物語。
わかりにくいストーリーなので、風景だけで繋げると余計ややこしくなって失敗だと思った。
見終わったあとの率直な感想は、「ビッチのいいわけ映画」

「うる星やつら~ビューティフルドリーマー~」

おそらく三度目?の鑑賞。
面白かった。
夢と現実の区別がつかなくなっていく。
このテーマ大好き。
「人が人を愛することのどうしようもなさ」もまた、現実と映画の区別がつかなくなっていくけど、この手の映画独特の言いようも無い浮遊感は、「映画」である以上必要なのだと思う。
…意味がわからない。
ラムちゃん結婚してください。

2009年10月29日木曜日

「スクワーム」

面白かった。
「白い家の少女」といいこれといい、少したるいくらいがちょうどいい。
ゴカイ8000匹らしい。
凄い。

「スラムドッグ$ミリオネア」

ダニーボイルはあまり好きではないのだが(サンシャイン2057は例外)、やっぱりこれもいまいち面白く感じなかった。
決してつまらないわけではないが、こういうスラムの話は、自分の中で「シティ・オブ・ゴッド」が強すぎてピンとこない。
でもひとつ良かったことは、現在→回想→現在→回想の繰り返しというわかりやすい回想の使い方。
素人でも真似できそうな展開を使ってくれていると安心する。
お手本になるから。
それにしても映画のヒロインってなんでこうもビッチなのだろう。
今回のは生きていくためとはいえ。
なんか寂しくなる。

2009年10月28日水曜日

「アルビン号の深海探検3D」

劇場:ワーナーマイカル板橋
時間:昼
人数:5人くらい

初の3D映画。
初は「ファイナルデッドサーキット」で飾りたかったけど、面白そうだったので見た。
ただ券あったのに、3Dは使えませんとのこと。
でもなぜか半額くらいの安さ。
疑問に思い、でも安いからいいやと思って見たら…。
一時間もねーじゃねーか!!
びっくりした。いきなりエンドロールなんだもん。

で、肝心の映画のほうは、アルビン号という潜水艦の撮った映像。
「アース」や「ディープブルー」の3D版。
きもい深海生物がうねうねとひたすら目の前を通り過ぎる。
奇形のタコなんか最高だった。
どうしてこうなっちゃったの?っていう。
そして本当に漆黒の世界。
光の届かない世界ってどうしてこうも魅力的なんだろう。
もっと長くしてほしかった。

2009年10月24日土曜日

「ツイン・ピークス」二十三章~二十九章

書くの忘れていた。
のではっきりと覚えていないが、え?これで終わりなの?って感じだった。
二十八章はエヴァのシンジの自己嫌悪のみの回みたいにずっとクーパーの悪夢。
それはすごい良かった。
でも二十九章終わって、次の章へ移ろうとして気づいた。
無い。
…これで終わりか!
てな感じで。
捕らえ方によっちゃB級ホラーのような終わり方だけど、91年の作品だから別にいいのかも。

それにしても、あの小人症の人は最高だった。
あの人が踊りだすとゾクゾクする。
ひょうきんな目に吸い込まれそうになった。
そしてあのセリフも最高。
レェェェヅロォォォォォォクッ!

2009年10月21日水曜日

「ツイン・ピークス」第十五章~第二十二章

ローラ事件解決。
面白かった!
ローラ事件までは…。
その後、人気のためかだらだらと引き延ばし、引き込まれないような事件がちらほら…。
クーパー逮捕もいまいちだったし…。
モルダー捜査官が女装してると思ったらUFO話になっていくし…。
大丈夫かあと七話!
でもローラ事件まではほんとうに面白かった。

2009年10月19日月曜日

「ツイン・ピークス」第八章~第十四章

シーズン2に突入。
クーパー復活するのはえー!
見捨てるじいちゃんひでー!
とりあえず、面白すぎる。
リンチ先生のFBIは泣くほど笑った。
中盤に近づくにつれ、リンチの悪夢ワールド前回。
カーテンレールおばさんのまさかの変わりっぷりに感動。
ブラックコメディ過ぎる。
片目のジャック騒動も一件落着したかと思うと、今度はローラのパパ暴走。
いとこ顔ぐちゃぐちゃ。
精神病患者増えまくり。
3mの巨人登場。
感動しすぎて泣きたくなってきた。
カオス。

「ツイン・ピークス」パイロット オリジナル版・インターナショナル版

一休みにパイロット版を見た。
見たことあった。
最初に見ときゃよかった。
漫画「バンビ」の0巻的な感じで最後でいいかなーと思って見たが、最初に見るべきだった。
いよいよややこしくなってきたぞ。

それにしてもクーパーかっこいい。
ドーナツとコーヒーまねしよう。
「月の無い真夜中のようなブラックで」

「ツイン・ピークス」第三章~第七章

面白くなってきた。
シーズン1の後半ではもうリンチ先生監督降ろされていた…。
出てくる女性、特にローラ、ヤンキー、令嬢、が可愛すぎて楽しい。
笑える演出は少なくなってきた。
え、こいつとこいつも不倫してるの?って展開がいっぱいあってわけわかんなくなってきた。
田舎って怖い。
実家の友達もどろどろしてんのかな。
てかクーパーが撃たれた!
主人公やん!
どうなるんだクーパー!

「ツイン・ピークス」第一章~第二章

ちゃんとドラマを見るのは高校のとき以来か。
そもそも一話一時間を何十本と見るのが無理で、話を覚えれないしわからなくなってくる。

というわけで、ほんと久々のドラマ。
ローラ・パーマー(たしかキャッチコピーは「世界一美しい死体」。ちなみに個人的に世界一美しい死体は「追悼のざわめき」の妹だと思う)が死んで、ツインピークスという村の人々の裏側が暴かれていくというもの。
リンチ先生のコメディセンスに感動。「ダムランド」を見ても思ったが、この人ほんとに馬鹿だ。
主人公の捜査官のあほさ加減や、カーテンレールおばさん、「スパイダーマン」のキルステン・ダンストを男にしたかのようなビッチな彼氏。
みんな個性の塊で、爆笑できる。
でも確かにシーズン1で降ろされるだけはあって、のめりこむ様な謎はまだ無い。

だらだら書いたけど、ちなみにまだ第二話の中盤。
これがオチ。

今日は一日何も無いので行けるとこまで行こうと思う。

2009年10月18日日曜日

「火垂るの墓」

子供のころ見た記憶はあるが、内容はまったく覚えてなかったので見た。
こんな話だったのか。
戦争を知らない子供たちなので人事のように見れたのが幸い。
経験者が見たらなんて思うのだろう。
せつこー。それは王手やない。二歩や。

「ワイルド・アット・ハート」

なんとDVDが1000円で売っていた。
廃盤だったので泣きながら飛びついた。
でもリンチのなかではあまり好きじゃない。

2009年10月11日日曜日

「アドレナリン ハイボルテージ」

劇場:バルト9
時間:丑三つ時
人数:そこそこ

久々の劇場鑑賞。
「鉄男」も顔負けなハイテンションムービー。
のはずが…寝ていた。
映画に非は無い。

前半は最高だったので、後半も面白かったはず。

2009年10月8日木曜日

「パール・ハーバー」

過去見て、駄作、というイメージしかないが今回は面白かった。
奇襲シーンは凄すぎ。
「トラ!トラ!トラ!」
と同じような構成で、あの終わり方が気に食わなかったのか、ご丁寧に復讐シーンまで入れて三時間に。
やっぱり映画はハリウッドだと思った。

「ゆきゆきて神軍」

そういやまだ見てないなーと思って見たら、過去に見たことあった。
被写体をちゃんと作れ、という中島さんのお言葉を思い出し、ドキュメンタリーも同じだと痛感。
でもこっちの場合、監督がどこまで制御するかが鍵になりそう。
この映画はいい意味で暴走しちゃってるし。
「A」の信者を思い出した。
面白かった。

「ミッドナイト・クロス」

デパルマのマイナー作?
少なくとも自分は初めて知った。
とりあえず見た。
出だしはわくわく、途中からダレた感じ。
主人公トラボルタが音響効果屋さんだけあって、プラス面白くさせていたと思う。

2009年10月6日火曜日

「トラ!トラ!トラ!」

日本の戦争映画はあまり見ていなかったので見た。
深作さんも監督、ということで、外国にありがちな面白い日本人がいなかった。
時代物のイメージ。
後半の真珠湾のシーンは、「パールハーバー」にはないリアルさがあった。
でも意外とみんな冷静沈着。
「パールハーバー」は奇襲かけられたアメリカ人がどたばたしてたけど、その辺はどっちが本当か気になる。
最後、ちょっとアメリカ万歳っぽくなったけど、事実だから仕方ないのか。
でも面白かった。

2009年10月5日月曜日

「ホリデイ」

大好きな一本。
キャメロンカワユス。
とにかく音楽がすばらしい。
ジャックブラックが映画音楽家役だけあって、すばらしい挿入曲。
「バリーリンドン」以来の感動。

「クローバーフィールド」

面白かった。
確か映画館で二回見たけど、それでも前情報とかあったので、先入観無しで見たらもっと楽しめたと思う。
ラストシーンの怪物の池ポチャのカット、初めてちゃんと確認できた。

2009年10月4日日曜日

「1980」

面白かった。
GS、ヘアスプレー、アメグラetc…みたいな時代物で、なんかその時代にいる気分になれた。
といっても80年代に思い入れは泣く、バリバリのハードロックはあまり好きじゃないのでむしろ避けてたけど、聖子ちゃんカットとか蒼井優のせいでいい時代に思えた。
最後めがねの女の子が踊りだすとこは最高だった。
踊っていやなことは忘れようっていう時代だったのか。
でもノリだけだった気もする。

2009年10月1日木曜日

「BROTHER」

恐らく二度目の鑑賞。
北野作品は半分くらい?しか見てないが、「菊次郎の夏」とネタが被るのは、監督があの何ともいえない今更感が好きなのかなと思った。
アメリカンスポーツのくだりは国際関係とかじゃないと信じたい。
面白かった。